地元二本松の名山、水齢40年とも言われる「安達太良山(あだたらやま)」の伏流水を使用し”毎晩飲める吟醸酒”を目指した酒です。
ひとクラス上の美味しさをお手頃価格で提供できる地酒蔵でありたいと想いを込め、地元が慣れ親しんだ「あだたら」を商品名にしました。
※定番商品の「吟醸」と同様の酒質となり味わいは変わりません。
■日本酒度:+4.0 ■アルコール度:15 ■酸度:1.3 ■使用酵母:奥の松酵母 ■精米歩合:60% ■おすすめの飲み方:冷や◎ 常温◎ ぬる燗〇奥の松が正面から向き合う、妥協のない酒づくり。
越後杜氏の伝統の技と心を受け継ぎ、地元の蔵人が越後流の酒づくりによる二本松の酒を醸す。
二百九十余年という長い歴史の中で培われた揺るぎない自信と、つねに進化を指向する柔軟な姿勢。
奥の松の長い歴史は、厳しさと愛情に満ちた名酒のふるさとです。
米を酒の命として、やさしく丁寧に接します。
奥の松では、八千代蔵に自社精米所を併設し、酒の命である米を100%自社で責任をもって精米しています。
玄米から白米までの全工程を管理できるように設備を充実させ、精米技術を駆使して原形精米による高精白米を実現しました。
最新設備と蔵人が作り出す最上級の蒸米。
洗米、浸漬という工程によって米に適度な水分を含ませた浸漬米を、やさしく丁寧に連続蒸米機へ均等に熟練者の技で供給し、「ぬけがけ方」と呼ばれる工程を繰り返します。
酒質を大きく左右する麹づくりへのこだわり。
奥の松ではつくる酒の酒類や量、作業などに合わせて最良の製法で麹づくりを行っております。
昔ながらの蓋麹法か箱麹法あるいは最新の製麹機による製法を使い分けています。
奥の松の仕込み水は、安達太良山の清冽な伏流水。
冬に降り積もった雪が、春の雪解け水となって地層深く染み込み、四十余年の歳月を経て厚い花崗岩の岩盤から清冽な水脈となって湧き出てくるのです。
緻密なデータと杜氏の勘がはじき出す絶妙の搾り時。
圧縮空気で搾るヤブタ式とマキノ式と呼ばれる連続式醪圧搾機。
そこで搾られた新酒はステンレス製のタンクに注がれ、そこを起点にさまざまな目的の商品化に向けて旅立ちます。
最良の時に、最良の清酒として酒蔵を出発するために。
大切な熟成の時間も酒の酒類によって異なりますから、奥の松では、それぞれの酒が最良の状態になったときに商品として出荷されるように、タイミングよく最後の成分検査や官能検査を行っています。
豊かな味わいと香りをそのままお届けするためのこだわり。
火入れの工程で最も重要となる温度管理。
奥の松では、パストライザーの導入により、伝統の技で醸された原酒の持つ力強さや豊かな香りと味わいを、そのままお客様にお届けできるように致しました。